江戸時代の中期過ぎ、当地方は度々大飢饉におそわれ、特に享保・天明・天保の頃の惨状は甚だしかったといわれます。送り盆まつりはこれら大飢饉で亡くなった方々を供養するため、約300年前、柳町町内が屋形舟を作り、柳を添え枝に法名を書いた短冊を下げ、蛇の崎川原に繰り出して御霊を供養したのが始まりと伝えられています。
屋形舟は、重さ約750㎏、長さ約7.5mあり、各繰り出し町内の横手衆によって担がれ蛇の崎川原へ。川原で供養を済ませた後、蛇の崎橋へ繰り出し迫力ある舟ぶつけを繰り広げます。
横手市役所前おまつり広場に、約500人のおどりの輪をつくっておどります。
おどりの輪の中には、屋形舟も並び、間近で観る事ができます。
横手公園から打ち上げられる花火は、屋形舟をバックに大輪の花を咲かせます。
※天候により、時間が変更となる場合がございます。
送り盆行事の1週間前、旧暦7月7日七夕の行事として、送り盆行事より一回り小さい小舟をつくり、各町内の子供たちが蛇の崎川原へ繰り出します。
屋形舟繰り出し | |
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日程 | 毎年8月16日 |
会場 | 横手市蛇の崎橋上 |
時間 | 18:30~22:00頃 |
市民盆おどり | |
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日程 | 毎年8月15日 |
会場 | 横手市役所本庁舎前 |
時間 | 19:00~21:00頃 |
協賛花火打ち上げ | |
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日程 | 毎年8月16日 |
会場 | お城山周辺 |
時間 | 19:30~21:00頃 |
ねむり流し | |
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日程 | 毎年8月6日 |
会場 | 横手市蛇の崎川原 |
時間 | 18:00~20:00頃 |