横手では横手公園などに咲き誇る桜が市民をなごませていますが、それと時期を合わせて各お菓子屋さんが作り始める「花見だんご」をみんな楽しみにし、多くの家庭・職場でお茶うけとして食されています。
横手の花見だんごはちょっと形態が異なります。
実はだんごが球形ではなく、つぶれていて平べったいのです。
その起源は、全て手作りで行われていた昔にさかのぼりますが、原料を練って棒状に伸ばし、それを均一に切り離し(均一にできるのが職人技!)、あまり丸めることなく串に刺し、餡(ようかん状になっています)を均等に乗せて垂れにくくしたことによります。
その他にも「食べやすい」「形がくずれにくい」などの利点があります。
今では機械化が進んだお店も多いですが、機械から球状に出てきたものをわざわざ押しつぶし、平べったくして昔ながらの形を守っています。これがこだわり…